Stocは旅に出た

仕事のナレッジをシェアするアプリ、Stocの公式ブログです。

2018年の振り返りと2019年に向けて

皆様、あけましておめでとうございます。

本日は佐崎の回です。

年末年始とインフルエンザでダウンしていたため、ブログが滞ってしまっていました。。

2018年の7月に会社を設立してから無我夢中で進んできたので、この半年間を振り返りつつ、2019年の意気込みを書いていこうと思います。

Goals Inc.始動

6月末に前職の仕事を終えて、キリよく7月1日からGoalsの仕事をスタートしました。

当初の予定では7月から全力でサービス開発に入ることができるように、6月までに諸々の事務作業を完了させておく予定でした。

が、僕も多田もお世話になった前職での仕事に当然手を抜くわけにはいかなかったので、なかなか思った通りに準備が進められず、スタート時点ではサービスのちょっとしたプロトタイプがあるだけ、会社登記も終わっていない、オフィスも決まっていないゼロからのスタートでした。

オフィス選定

当然ですが働く場所が無いと何もできないので、まず最初にやったのがオフィス選定で、2日で都内のコワーキングスペース・レンタルオフィスなどを5−6件回って選定・契約するというスピード感でした。

コワーキングスペースをはしごして感じたのが、「こんなに安くて綺麗で大丈夫なのかな・・・」という余計なお世話な不安でした(笑)

都内の主要な駅の徒歩圏内でフリーアドレス1名10,000円〜30,000円/月くらいの価格と非常に安く、クラウドに代表されるソフトウェアのインフラだけではなく、ハードの部分でも起業するのに恵まれてる時代なんだなとしみじみ感じたのを覚えています。

結局はいくつかの最終候補の中から、会議室・モニターなどの設備が充実していて、かつ、驚くほど料金が安かった(1名15,000円/月) THE HUB 渋谷さんでお世話になることになりました。

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会社設立事務

楽しいオフィス選びとは真逆で、非常にしんどい作業でした。。

会社設立事務はとても雑にざっくり分けると「(1) 自分でやる」「(2) 専門家に(ほぼ)代行してもらう」の二通りありますが、弊社では最初は(1)、途中から(2)に切り替えるという非効率なルートを踏んでしまいました。。

というのは、会社設立作業を自動化・手順化してくれるSaasサービスがいくつかあるものの、何度も役所に通わないといけない、例外時に対処方法を自分で調べて処理するのに非常に時間がかかるといった問題に遭遇し、あまりにコストが掛かってしまったためです。

当初は「せっかくだから会社設立事務も自分でやってみよう!」という軽い気持ちで作業をスタートしましたが、個人的には完全に失敗で、半年前に戻ったら最初から専門家の方に依頼すると思います。

(もちろん、全ての方に当てはまるわけではないと思います)

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大量の書類のごく一部

とはいえ、最初の失敗から「専門外のことは専門家の方にサポートしてもらおう」という至極当たり前のマインドに切り替えることができて、現時点では同じような問題を再発させていないので、ギリギリセーフかなと思っています。

また、ご縁のあった信頼できる会計士の方にサポートしていただけることになったのも、今後を考えるととても幸運でした。

サービス開発1stシーズン(夏頃まで)

エンジニア出身の3人チーム、そのうち2名は新規事業の立ち上げ〜収益化までの経験もあり、サービス開発は自分たちの専門分野ではありますが、当然のように様々な点で苦戦しました。

技術的な面では、「とにかく早く作れる、高速に改善できる」という点を重視した技術選定で、素早く環境を構築することができましたが、問題は「人から必要とされるものを作る」というスタートアップで最も重要なポイントでした。

必要最小限の機能のみを作り、ユーザー検証を繰り返してブラッシュアップする、リーンスタートアップという一般的な手法を用いて、基本に忠実にサイクルを回すことを心掛けましたが、ユーザーニーズからずれたところで機能を作りすぎてしまい、時間を無駄にしてしまうというエンジニアが陥りがちなアンチパターンに、見事僕たちもハマってしまいました。。

先日、多田くんのポストにも少し記載がありましたが、スタート時点ではエンタープライズの世界に存在する人材育成・人事管理の仕組みを、個人の世界に応用したコンシューマーサービスを企画していて、

「自分たちが欲しいものを作ろう ≒ 他にも必要な人がいるはずだ」

という(半ば妄想じみた)顧客検証が不十分な状態でプロトタイプをガッツリ開発してしまい、かなり動くようになってからユーザー検証を実施するという失敗を犯すことに。

前職で僕がプロダクトデザイン・開発計画のレビュアーを担当する際に、後輩達に常に厳しく注意していた地雷ポイントを自分自身が盛大に踏み抜いてしまう体たらくでした。。。

サービス開発2ndシーズン(秋以降)

「検証できていないものはほぼ100%失敗する」というのが僕の経験上からの持論ですが、今回も公式通り、先輩経営者へのレビュー、テストユーザーからのフィードバック結果はいまいち。

そこから何度もサービスの方向性を軌道修正して、紙芝居モックアップや、プロダクトを用いずSlack上のコミニュケーションのみでサービスのニーズを検証するといった、初期設計フェーズからやり直すことに(涙)

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コンセプトまとめやり直し → 後のプロモーションムービーの原型に

今では夏時点のソースの9割以上が撤廃された形で、Stocのベータリリースを迎えています。

スタートアップという何も無い環境で、良くも悪くもテンションの上がり下がりが激しい中、いかに基本に忠実に当たり前の判断をしていくことが難しいかを、実感した半年間でした。

人の縁

というような、振り返るとげっそりするような失敗を繰り返しながらも、意外と(?) 毎日を楽しめていました。

僕らがポジティブにやってこれたのは、人の縁に恵まれたこと、それに尽きると心の底から感じています。

  • サービスの開発を無償で手伝ってくれた友人達

  • 困ったときに親身に相談に乗って頂いた先輩経営者・同世代の経営者の方々

  • バグだらけのクローズドβ検証に参加していただいた数十名のユーザーの方々

  • 長いときは2−3時間もユーザーヒアリングにお付き合いいただき、時には開発陣と一緒になってプロダクトの改善策を考えて頂いた方々

  • まだまだ荒削りのベータ版をご利用いただいているユーザーの方々

などなど、挙げればきりがありませんが、僕らを暖かく応援してくださった皆様のおかげで、失敗しても恥ずかしくても、前に進む勇気を頂いています。

2019年に向けて

皆様の期待に少しでも応えられるように、世の中の役に立つサービスを育てられるように、チーム一同全力でサービス開発に取り組みたいと思います。

2019年も様々な失敗・困難があるとは思いますが、一つのことに固執せず、柔軟に進化できるように進んで行きます。

まずは2019年前半なる早でのStoc正式版リリースを目標にがんばります!

最後になりますが、皆様の2019年が素晴らしい一年になりますようにお祈り申し上げます。

今年もよろしくお願いいたします。

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しっかり神頼みもしてきました